ワタナベエンターテイメント所属のお笑いコンビ「Aマッソ」がライブ中に人種差別発言としか取れないネタを披露し、所属先のワタナベエンターテイメントからは「ダイバーシティについて配慮を欠く発言を行った」として、9月24日公式サイトで正式に謝罪文を提出されたとの事。
なぜこういった事が起きたのか?Aマッソとはどんなお笑いコンビなのか?速報で調査してみました。
Aマッソの詳細プロフィール
Aマッソとは女性コンビのお笑い芸人で、2016年M1準決勝進出。年齢的にハナコや、霜降り明星らと共に「お笑い第七世代」とされています。
左が加納愛子さんで、詳細プロフィールは下記です。
氏名 | 加納 愛子(かのう あいこ) |
生年月日 | 1989年2月21日 (30歳) |
出身地 | 大阪市住吉区 |
身長 | 155cm |
血液型 | B型 |
最終学歴 | 同志社大学商学部中退 |
右が村上愛さんで、詳細プロフィールは下記です。
氏名 | 村上 愛(むらかみ あい) |
生年月日 | 1988年6月16日 (31歳) |
出身地 | 大阪市住吉区 |
身長 | 154cm |
血液型 | AB型 |
最終学歴 | 阪南大学卒業 |
Aマッソの由来、コンビ結成までの流れ
コンビ名は造語。
Aは二人の名前の「愛」と「愛子」のイニシャル、マッソは『キン肉マン』のマッスルに由来しているとの事。
Aマッソは小学生時代からの幼馴染みで、小学校高学年時から漫才をしていた。
大学時代には就職活動をせず、インディーズのお笑いライブに出演し続けたところ、2人で松竹芸能タレントスクール大阪校に特待生として入学。
2010年4月にデビューする。2013年に松竹芸能を退社し、現在はワタナベエンターテインメントに所属中。
問題の人種差別発言はなぜ起きたのか?
今回なぜ「大坂なおみに漂白剤必要」といったような差別発言とも取れる発言をしてしまったのでしょうか?
事の発端は、ミュージシャンの思い出野郎Aチームさんのイベント「ULTRA FREE SOUL PICNIC 」にゲストで参加した際、そこでのネタにて発言したようです。
イベントに参加していたファンがSNS上で差別発言に強い不快感を持ったことから発覚したようです。
9月24日にワタナベエンターテインメントより謝罪文掲載
事態を重くみた所属先のワタナベエンターテインメントより謝罪文と本人の直筆謝罪文も併せて掲載されました。下記全文引用となります。
報道関係各位
弊社所属お笑いコンビAマッソの
ライブ中の発言につきまして1.お詫び 弊社所属お笑いコンビのAマッソ(加納・村上)が2019年9月22日に出演した「思い出野郎Aチームpresentsウルトラ“フリー”ソウルピクニック」のライブ中に、特定の方のお名前を挙げて、ダイバーシティについて配慮を欠く発言を行った件につきまして、お名前を挙げてしまったご本人、思い出野郎Aチームの皆様、当日ライブを鑑賞していらっしゃったお客様、本件について不快な思いを感じた皆様、関係各位に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。
ダイバーシティの尊重が重視される昨今において、Aマッソがライブ中にこれについて著しく配慮を欠く発言を行ったことについて、所属芸能プロダクションとしての監督責任を大変重く受け止めております。
2.ダイバーシティへの意識向上の徹底
弊社は、エンターテインメントを通じて社会に貢献することを理念として活動しており、日頃より、所属タレント及び社員に対して、コンプライアンスの徹底に加え、各人の個性を尊重する等ダイバーシティについての意識向上を行って参りました。しかしながら、今回、Aマッソがこのような発言を行ってしまったことから、Aマッソの両名に対しては厳重注意を行い、弊社の指導と共に、弊社顧問弁護士に加えダイバーシティマネジメントを専門とする方々によるサポート、アンチレイシズムを専門とする弁護士からのアドバイスを受け、両名のダイバーシティの意識をより高め、徹底するよう、本日講義を行いました。今後も継続して、Aマッソを含む弊社所属タレント及び社員のダイバーシティの意識向上の徹底を図っていくように致します。
3.今後に向けて
今回、皆様に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを、Aマッソ所属芸能プロダクションとして改めて深くお詫び申し上げます。
今後このようなことがないよう、所属タレント及び全社員に対してダイバーシティへの意識をより一層向上させると共に、タレントによる芸能活動を通じて、社会に広く貢献できる芸能プロダクションを目指す所存です。
株式会社ワタナベエンターテインメントワタナベエンターテインメント公式サイト
Aマッソ「大坂なおみに漂白剤必要」発言に対するSNS上での反応は?
不快に感じている方が多いようですね。
今回の件はアドリブで出た発言とも言われており潜在的にそのような笑いが普段から染み付いているのかもしれません。
お笑い芸人さんですから、不快にさせるような笑いは出来る限り避けて頂きたいですね。
まとめ
本日はお笑い芸人コンビのAマッソさんの不適切発言について記載してみました。
言論の自由という意見もありますが、人を不快にさせるようなネタはお笑いに不要だと筆者は考えます。潜在的にそのような思想があるのであれば、変化する必要はあるでしょう。
ただし誠意のある事務所の初動、Aマッソさんの謝罪文を見る限り、今回の反省を生かして今後はファンを笑顔にさせて頂きたいです。
今後はAマッソさんには尖っているのが面白いという意味を履き違えないで欲しいのが本音です。