漫画村を摘発したのは丸山穂高議員だったと判明。発言内容をまとめてみた!

海賊版漫画サイト「漫画村」。

この漫画村を衆議院予算委員会で摘発し、海賊版サイトの問題を解決する流れに向かわせたのが丸山穂高議員であることが判明しました。

今回は、その丸山穂高議員の国会での発言内容などまとめていきます。


漫画村とは?

漫画村とは、

2016年に「登録不要で完全無料な」漫画サイトとして開設された。違法コピーされた書籍をインターネットブラウザ上で誰でも無料で読むことができた。漫画の他に、雑誌、小説、写真集の海賊版を掲載していた。

2017年から口コミで利用者が急激に伸び、2018年1月にはWebサイト分析ツール「SimilarWeb」の調べで月間利用者数が約9892万人、日本国内のサイトランキングではlivedoorなどの大手サイトを超え31位となり、その影響規模の大きさから社会問題として話題になり始めた。 (Wikipedia)

簡単に言えば、漫画や雑誌、小説をを誰でも無料で読めてしまうサイトです。

その違法にコピーされたものが著作権侵害に当たると指摘されていました。

漫画村を摘発したのは丸山穂高議員だったと判明

漫画村を閉鎖に追い込んだきっかけとなったのが今話題の丸山穂高議員であることが判明しました。

調べてみると、

2018年2月9日の衆議院予算委員会で丸山穂高議員が漫画村を名指しています。

そして海賊版サイトの著作権の違法性について質問したようです。


丸山議員の発言内容をまとめ

丸山議員の発言を書き取ってみました。

以下長文なので、ポイントを線引きしてます。

また大臣の返答などはカットしてます。


いわゆる海賊版、オリジナルのものをコピーしてそのままインターネット上で閲覧できるサイトというのがですね、例えば「漫画村」みたいな特定のサイトが今話題になっておりまして。

そうしたサイトが違法なんじゃないか?

そもそも特定のサイトだけでなくあらゆるサイト、リーチサイトなども含めて、そういった物があるがゆえに日本のコンテンツ産業が危機にあるのではないか?という議論があります。

現に業界の試算では何百億という損失が出ているんじゃないかと言う話があります。

現状お伺いしていきたいんですけど、政府としてしっかり認識していただいて、状況確認が私はいると思うんです。

人によってはこれを言うことで、またそれを利用する人が増えて、そこに利益を得るんじゃないかという話もありますけど、

でもそれを黙っていればどんどんどんどん広まって行きます

使う方は使ってしまうんですね。

それを防ぐためにはやっぱり違法行為があるかどうか確認していく、もしあるのならこれを取り締まることが非常に今後の日本のコンテンツ産業にとっても大事な観点だと思うんですけど。

確認したいんですが、こういったサイトは最初にですね、うちのサイトは違法じゃありませんみたいな謳い方をするんです。サーバーが国交のない国にあるんんですとか、作業しているのは海外ですとか非常にある意味見ている人に「あ、違法じゃないんだ」と思わせるような。

ただ状況はわかりません。本当にそうなのかもわからないですけど、これ状況によっては著作権違反に当たるんじゃないかなというのをいくつも思うんですけど。

もう一箇所確認したいんですけど、判例などを見てますとマイルの送受信が大部分が日本国内で行われていればサーバーの所在が国内になくても、これは我が国の方の適応を認めたような判例があったと思うんですけど、こういうのはあるんじゃないですかね。

また例えば、運営者がネット上の漫画を自分で収集してサーバーにアップロードしている場合であれば我が国の著作権法上の適応が認められるのであれば侵害の可能性が出てくるんじゃないかと思うんですけど、そういった判例や状況ってあるんでしょうか?


これ警察の方にもきちっと状況を把握していただきたい話なんですよ。

そういう状況を見ていただいて要請があるとかもしくは著作権なので著作権者からの告訴があるという場合にはしっかりと警察も対応いただきたい

そういった状況が起きてるんだと思うんですけど、そうした部分に対応していただきたいと思うのですが。


警察庁含め役所の動きを見ていきますので、たびたび国会でも取り上げる可能性もございます、またお話をやり取りいただきたいと思います。

クールジャパンという感じで日本のコンテンツを世界に売っていこうとする中で、権利を守っていくというのは非常に日本は積極的に政府としてもやらなければならないと考えております

そうしたなかで表現の自由で難しいところもあるのはわかるんですけど、しかしこういったことはしっかり文科省さんや警察さんもしっかり現状を知っていただいて、きちんと行政としてやるべきことがあるならやっていただきたいと強くお願い申し上げます。

(終了)


これを機に漫画家の交流団体「マンガジャパン」が漫画村を名指しして利用者にアクセスしないよう求める声明を発表しています。

また、日本国政府は漫画村など海賊版サイトへの接続を遮断する措置を検討

その後2018年4月13日に「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策(案)」を発表しています。

最後に

丸山議員はこうした海賊版サイトなどの著作権違反について、追求していました。

そして、この追求がきっかけとなり政府の重い腰があがったようですね。

今なにかと問題な丸山議員ですが、こうした問題にもしっかり取り組まれていました。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする