10月2日大手化粧品メーカー「資生堂」が、人がストレスを感じた時に発する特徴的なにおい「ストレス臭」を発見したと発表しました。
匂いの特徴は、ネギやにんにくに近い匂いらしく、SNS上でも「私も臭ってるのかな?」「あの匂いはストレス臭だったのか!」と話題を呼んでいます。
においは人間にとっていつもついて回る悩みの一つでもありますからね。特に女性は気にする方が多いと思います。
ということで今回はストレス臭は年齢や性別によって関係あるのか?
また、ストレス臭の改善法や対策はどんなものがあるかについて調べてみたいと思います!
資生堂がストレス臭を発見!
大手化粧品メーカーの資生堂が、人がストレスを感じた時に発する特徴的なにおい「ストレス臭」を発見したと発表した。
資生堂によると人は皮膚からにおいを出しており、食べ物や体調などによってにおいが変化するという。これまで「加齢臭」も発見した資生堂が新たに見つけたという「ストレス臭」は、人が緊張やストレスを感じた時に出るとされている。
ストレスが強いとネギやにんにくのようなストレス臭がするという。
(livedoorNEWSより一部引用)
ストレス臭はジメチルトリスルフィド(DMTS)とアリルメルカプタン(AM)を主成分とする物質によるもので、「STチオジメタン」と名付けられました。
ストレス臭は例えば、暗算を続けたり答えづらい質問を受け続けるなど、ストレス・緊張状態において発するにおいです。
満員電車の中など、人混みが多いところでも異様な匂いを感じたことがある方は多いのではないでしょうか?
あのにおいの原因の一つにストレス臭もあるということですね。
また、心理的ストレスを感じる本人が、自ら発生させるSTチオジメタンを嗅いだ場合、疲労や混乱を感じ、緊張や抑鬱の原因にもなるそうです。
SNS上でも、
・「ブラック企業とかストレス臭やばそうw」
・「私もストレス臭でてるのかな?」
・「ストレスで匂い発するなら、年中やばいじゃん!」
など様々な声が上がっています。
ストレス臭のにおいは年齢や女性(性別)に関係ある?
ストレス臭に年齢や性別が関係しているのかというと、
年齢には一応関係はありそうですね。
性別に関してはなさそうだ。
というのが私の見解です。
そもそもストレス臭は資生堂が、皮膚表面から放出される気体(皮膚ガス)に着目し、緊張による心理的ストレスが加わることで特徴的なニオイが皮膚ガスとして放出される現象を発見したものです。
皮膚ガスとは、体表面から放散される揮発性物質の総称であり、その一部は体臭として知覚されるもので、加齢臭とも呼ばれるノネナールというガスなども含まれます。
そして、そういった皮膚ガスは無臭なものもありますが、ニオイのあるものは皮膚ガスは体調、加齢、情動、食事、身体的・生理的状態、生活環境などを反映して変化すると言われています。
なので、加齢によってストレス臭がニオイやすくなるということは言えると思います。
しかし、年齢が若いからといって臭わないとも言えません。
ストレスや緊張状態が続く社会人ならば、臭うこともあるでしょうし、その結果が人混みで臭うあの異様な匂いですよね。
女性など性別によって違いがあるかといえば、しっかり公式で伝えられたわけではありませんが女性だから臭わないということはないようです。
実際、情報番組「ミヤネ屋」では、女性の方が緊張状態になるように答えづらい質問などを受けた結果、手から”人混みのニオイに近いニオイ”を感じたそうです。
なので結論付けるとしたら、ストレス臭は年齢によってはニオイの出やすさは変わるが性別によって変わるかは一概に言えない。女性でもニオイは発する。としておきましょう。
ストレス臭の改善法や対策は?
改善法や対策についてですが、現在のところそのような商品などは開発されていません。
資生堂が今2019年春以降に「ストレス臭」を防ぐ商品の発売を目指して開発しています。
また、資生堂がストレス臭を発見する以前にストレス臭やストレス汗臭といったワードは存在しましたが、そちらは汗からくるアンモニアのようなニオイのことを指しています。
ですので、今回のストレス臭と混同しないように注意が必要ですね!
一応調べては見ましたが、やはり情報はありませんでした。
しかし皮膚ガスの一種であるとするなら、食生活や習慣、体調管理などをしっかりすることがとりあえず一番の対処法ではないでしょうか?
最後に
いかがでしたか?
今回は資生堂が発見した「ストレス臭」についてお話していきました。
におい・体臭は人間にとって常に付きまわってくるものですからね、気になる方は日頃の体調管理や食生活などに十分注意しましょう!
ということで今回は失礼します。