みなさんは「水アレルギー」という言葉を聞いたことがありますか?
言葉の通り、水に対してアレルギー反応を起こすという信じられない奇病です。世界的に見ても、報告例は100件以下と言われており、2億人に1人の確率だと言われいています。
本日は極めて稀な難病である、水アレルギーについてまとめてみました。
水アレルギーとは何か?どのような症状が現れる?
まずは水アレルギーとは何なのでしょうか?Wikipediaによると
水アレルギー(みずアレルギー)は、水蕁麻疹 (aquagenous urticaria, aquagenic urticaria, water urticaria) の俗称である。実際はアレルギー性ではなく物理的刺激による蕁麻疹であり[1]、ICD-10ではL23「アレルギー性接触皮膚炎」内ではなく、L50.8「その他の蕁麻疹」に分類される。きわめてまれな症状であり、記録に残る発症者は世界でこれまで100人に満たない。名前の通り水に反応する。自分の体の涙や汗、唾液などにも反応し、皮膚に水がかかるとおよそ15分後に当該部位が赤く腫れ、痒みや激痛を伴う。この症状は2時間ほどで治まるが、患者は相当辛いという。なお、アレルギー疾患ではなく皮膚疾患であるため、体内の水分は害をなさない。現在の医療では特に対処法はない。
Wikipedia
水に触れるとじんましんが起き、自身の汗や涙等にも強い反応を起こすようです。突然の雨で体が濡れてしまった場合には、アナフィラキシーショックなどを起こし命の危機にさえ対峙するとさえ言われています。
動画で見る「水アレルギー」の恐怖
あまりに身近な病気でない「水アレルギー」ですので、実際に動画で水アレルギーがいかに恐ろしい病気なのか見ていきましょう。
いかがでしたでしょうか?気軽に外出する事さえも計画的にしないと命に影響するという水アレルギーがいかに恐ろしいかお分かり頂けたと思います。
水アレルギー患者はお風呂やシャワーはどうするのか?
そこで非常に気になるのが、水アレルギーの患者は、普段の生活で風呂やシャワーはどのように行っているのでしょうか?
ライブドアニュースで取材されたのは、アメリカの1歳の赤ちゃん。この赤ちゃんが水アレルギーだと診断されたようで下記の通り風呂やシャワーを行っているようです。
ブリタニーさんによると、アイビーちゃんは週に1度のペースでお風呂に入るというが、その時間も15秒以内でなければならない。それ以上水に浸かるとアイビーちゃんの体は反応し、耐え難い痛みを引き起こす。時間が経てば腫れや痛みは治まるが、水に触れた皮膚はまるでブリーチに浸されたように赤く腫れあがり、タオルで拭くことも更なる痛みを引き起こすためにできないそうだ。一家は、アイビーちゃんをできるだけ清潔に保つように心がけているが、幼い子供を汚さずに生活させることは至難の業だ。
ライブドアニュース
15秒以内に風呂に入らないと、強いアレルギー反応を起こすとの事で通常の生活に恐ろしい支障が出ているようです。
水アレルギーは日本人発症例があるのか?
世界に100例以下の発症例である「水アレルギー」ですが、日本人には発症例があるのでしょうか?
調査してみたところ、2019年時点では日本人の発症例はないとの事です。
水アレルギーに対してのSNS上での反応は?
SNS上では、教師が水アレルギーの生徒をプールに突き落として大問題になったという動画が2019年に大きく拡散され、水アレルギーについてSNS上で反応がありましたのでまとめてみました!
水アレルギーという言葉を初めて聞いたという方が多く見られました!
実際に筆者も始めて聞き、そのような難病があることに驚きました。
またこのようなアレルギーは突然発症することから、水アレルギーなんて嘘でしょ?なんて認識を持たず生活していきたいと感じましたね!
本日のまとめ
本日は水アレルギーについてまとめてみました。
- 水アレルギーは世界に100例以下の奇病
- 皮膚に水が触れると炎症等のアレルギーが発症する
- 風呂には15秒以内しか入れない
- 日本人に水アレルギーの発症例はない
- 現在世界的に水アレルギーの対処法はない
- 水アレルギーに対して正しい理解を持ち、そのような奇病に悩んでいる人がいることを認識すること
では本日もお付き合いいただきありがとうございました!