2019年セリーグ新人王争い終盤。本命は近本と村上!
2019年のプロ野球セリーグですが、もう9月となり終盤戦を迎えようとしており、例年に比べセリーグはハイレベルな争いを繰り広げています。
対象者は9月時点で阪神タイガース:近本光司選手、ヤクルトスワローズ:村上宗隆 選手に絞られたと考えられます。
まずは両者のプロフィールと成績を見ていきましょう。
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阪神:近本選手のプロフィールと2019年9月時点の成績
参照: 日本野球機構(NPB)オフィシャルサイト
阪神:近本選手のプロフィール
ポジション | 外野手 |
---|---|
投打 | 左投左打 |
身長/体重 | 170cm/72kg |
生年月日 | 1994年11月9日 |
経歴 | 社高 – 関西学院大 – 大阪ガス |
ドラフト | 2018年ドラフト1位 |
阪神:近本選手の2019年9月時点の打撃成績
試合数 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | OPS | |
結果 | 135 | .274 | 153 | 9 | 41 | 34 | .317 | .701 |
成績順位 | 6位 | 17位 | 6位 | 25位 | 30位 | 1位 | 24位 | 26位 |
特記すべき事項は、まず盗塁数がセリーグ1位である事!
新人が盗塁タイトルを狙える位置にいるのは、2001年阪神:赤星選手以来の快挙です。このまま盗塁王を獲得すれば新人王への道も近づくのかと思われます。
また安打数に関しては、全体ランキング6位ですが新人1年目の記録としては誰もがご存じの巨人:長嶋茂雄氏の記録153本に並びました。
残り試合数が7試合と考えると歴代最高新人安打記録を達成することは「ほぼ100%」と断言できます。
ヤクルト:村上選手の2019年9月時点の打撃成績
参照: 日本野球機構(NPB)オフィシャルサイト
ヤクルト:村上選手 のプロフィール
ポジション | 内野手 |
---|---|
投打 | 右投左打 |
身長/体重 | 188cm/97kg |
生年月日 | 2000年2月2日 |
経歴 | 九州学院高 |
ドラフト | 2017年ドラフト1位 |
ヤクルト:村上選手 の2019年9月時点の打撃成績
試合数 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | OPS | |
結果 | 137 | .232 | 114 | 35 | 94 | 4 | .331 | .816 |
成績順位 | 1位 | 29位 | 25位 | 3位 | 2位 | 26位 | 20位 | 12位 |
特記すべき事項は、間違いなく19歳とは思えない本塁打数、打点に尽きると思われます。
本塁打については1位のソト選手が40本と5本差となっており残り試合数7試合と考えると非常に厳しい状況です。
打点については、 1位のソト選手の100打点に対し、6打点差であり可能性は0ではないと感じられます。
高卒新人期で打点王はこちらも 巨人:長嶋茂雄氏以来となりますので、打点王獲得時には非常にアドバンテージになると思われます。
SNS上では阪神:近本、ヤクルト:村上どちらが指示されている!?
近年稀にみる激戦となったセリーグ新人王争いですが、SNS上ではどのような声が上がっているのか調査してみました。
通常プロ野球では、終盤戦になると基本的に新人王争いは大枠決着がついています。ただし今回は本当に混戦です。
SNS上でも明確に「近本」、「村上」と断言している人が少ない印象を受けました。最後のSNSでの呟き通り、新人王を決定するのはまさに「印象点」であるからに他ならないからです。
阪神:近本に最大の追い風!キーマンは在阪記者の存在!
各リーグ新人王を決定するのは、全国各地の記者投票に基づきます。
そこで近本選手に最大の追い風となるのは、在阪記者の存在です。
過去の例を見ると明らかに阪神タイガースの選手の成績が劣っているのに、大量投票が投じられる例が頻発しています。
2017年、阪神大山選手の謎大量投票事件
2017年の新人王争いは、中日:京田選手がシーズン149本安打と長嶋氏の記録に肉薄する非常に素晴らしい結果を出し、誰もが京田選手の満票決定と思われました。
しかし投票は下記でした!
- 京田陽太(中日) … 208
- 大山悠輔(阪神) … 49
大山49票!? 打率2割3分7厘、7本塁打、38打点の成績なんですが?との声が頻発しました。
今回は非常に甲乙つけがたい成績ですので、非常に在阪記者の存在は大きく近本選手の後押しとなると思われます。
2019年セリーグ新人王のまとめ
筆者は両者ともに 甲乙つけがたい成績 との事実から人気入団である阪神タイガース:近本選手の選出を予想いたしました。
ただし最後に言いたいのは、下記SNSにある通りの事。
両者ともに素晴らしい、新人離れした結果は変わらないという事。
今回は両者ともに受賞頂きたいのが人情ですが、過去に複数人受賞の例はありません。
そこで2017年には惜しくも新人王争いに敗れた選手へは 連盟特別表彰の「新人特別賞」が贈られました。
セ・リーグ連盟特別表彰の「新人特別賞」に濵口遥大投手(横浜DeNA)が選ばれました。
2019年セリーグ新人王争いでは上記特別表彰が適応されることが多いに予想されます。
まだシーズンは数試合ありますが、近本選手、村上選手ともに素晴らしいご活躍には勇気を頂き、日々おおいに感動を得ております。
お二人の末永いご活躍を期待し、本日の記事は終了とさせていただきます。
お付き合いいただきありがとうございました。
2019年パリーグ新人王争い終盤。本命は高橋礼と甲斐野!2019年のプロ野球パリーグですが、早いものでもう終盤戦を迎えております。注目の新人王争いは久しぶりにソフトバンクホークスの選手から選出されそうです。[…]